開催趣旨

秋田は舞踊界の二人の天才を生み出した土地です。
一人は日本のモダンダンスの先覚者として活躍し、紫綬褒章の第一号受章者としても知られる石井漠師。二人目はその石井漠師に触発されて踊り始め、やがて大野一雄師と共に日本独自の表現スタイルである『舞踏』を生みだし、今や「BUTOH」としてその名を世界に定着させるに至った土方巽師。彼らは共に現代日本の舞踊・舞踏シーンのみならず、アートシーンを語る時に欠かすことのできない天才クリエイターたちです。これらの先人たちの卓越した業績を顕彰し、両師を生みだした秋田を『舞踊・舞踏の聖地』として国内外に広くアピールしていくとともに、新たな踊りの才能を発掘・育成していくために、世界のダンスシーンに貢献できる「石井漠・土方巽 国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』」を継続的に開催していきます。

【今後の開催予定】
  • 2019年 テーマフェスティバル
    開催テーマを決め、その趣旨に添った作品を国内外から招聘します。
    2019年は「ダンスと演劇の境界線 ~ダンステアトルの現在~」を予定しています。
  • 2020年 石井漠記念賞発表。土方巽記念賞国際公募コンペティション
  • 2021年 石井漠記念賞、土方巽記念賞エキシビション公演

実行委員長あいさつ

「第29回国民文化祭・あきた2014」の一企画として開催された『舞踊・舞踏フェスティバル』の圧倒的好評を受けて立ち上がった、石井漠・土方巽記念 国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』。
まだフェスティバル運営の右も左も分からないまま、手探り状態で開催された2015年のプレフェスティバルでは、東京から世界的舞踏カンパニー「大駱駝艦」と、コンテンポラリーダンスの最前線を走る若手ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」の2団体を招聘し、秋田市文化会館大ホールに詰めかけた千数百人の観客を熱狂の渦に巻き込みました。
その成果を受け、2016年に準備万端で臨んだ第一回国際ダンスフェスティバルでは、韓国から6団体、台湾から1団体、アメリカから2団体、そして東京からは再び大駱駝艦を招聘。6月のオープニングレセプションからメインフェスティバルまでの半年間で7,000人、10月31日から一週間にわたって開催されたメインフェスティバル期間だけでも3,000人の観客を動員し、大盛況のうちに無事幕を降ろすことができました。
さらに、第三回開催となった2016年の国際フェスティバルでは、出演者を国際公募し「土方巽記念賞コンペティション」を企画。世界16の国と地域からエントリーした219作品の中から、厳正な映像審査によって選び抜かれた16組のダンサーによって、記念すべき「第一回土方巽記念賞」が争われました。同時に世界九つの国と地域から12人のゲスト審査員を招き、それぞれの国のダンスフェスティバルへの招聘をかけたゲスト審査員賞も設けられ、台湾のダンサーがカナダのフェスティバルへ、韓国のダンサーがコスタリカのフェスティバルへというように、名実共に秋田がダンスによる国際文化交流の交差点として生まれ変わりました。
こうして、石井漠と土方巽という二人の偉大なダンサー・芸術家を輩出した土地である秋田で開催される『踊る。秋田』は、その規模においても質においても、今や日本を代表する国際ダンスフェスティバルとして広く世界に認知されるに至っています。
このような国際的評価を受けている『踊る。秋田』を、秋田県民・市民の手づくりフェスティバルとして定着させ、秋田を真の国際文化交流の交差点として位置づけていくために、私達は今年も全力でフェスティバルの企画・運営にあたっていきます。
今後とも、本フェスティバルをますます大きく育て上げていくために、皆様のご支援ご協力を、心よりお願い申し上げる次第です。

『踊る。秋田』実行委員会
実行委員長 高堂 裕
  • フェスティバル・ディレクター
    山川 三太ダンス評論家

    秋田県秋田市出身。かつては自ら劇団究竟頂<銀色テント>を主宰し、劇作家・演出家・俳優として活躍していたが、1986年の劇団解散後はフリーランスのライターとして活動。ダンス関係の著書には、戦後まもない日本で初めて「白鳥の湖」全幕上演を成し遂げた小牧正英の伝記『白鳥の湖伝説 ~小牧正英とバレエの時代~』などがある。

  • オフィシャル・アドバイザー
    乗越 たかおダンス評論家

    作家・ヤサぐれ舞踊評論家を名乗る。コンテンポラリー・ダンスに関する執筆・出版・レクチャーを活発に行い、コンテンポラリー・ダンスの単著を4冊出版している。海外のダンスを取材して日本に、また日本のダンスを海外にも紹介し、執筆やレクチャーを通してコンテンポラリー・ダンスの社会的認知度を上げた。また海外にも人脈を持ち、財団や劇場、フェスティバル等のプロデューサー、アドバイザー的な活躍もしている。

実行委員会

実行委員長 高堂 裕大町二丁目商店街振興組合理事長
事業部長 富橋 信孝シアター・ル・フォコンブル 代表
事業部委員
安達 香澄ダンサー、コレオグラファー
加賀屋 淳秋田中央街区演劇研究室
後藤 仁ココラボラトリー代表
武藤 正彦muto masahiko design office、JAGDA会員
事務局長 鐙 啓記NPO法人あきた地域資源ネットワーク専務理事
委員
阿部 由布子秋田公立美術大学 ビジュアルアーツ専攻助教
石橋 周AKT秋田テレビ 取締役放送本部長
上田 祐貴エフエム秋田 担当営業部長
斉藤 光弘ABS秋田放送 取締役報道制作局長
佐藤 宣明オフィス玉手箱プロデューサー
末廣 健二CNA秋田ケーブルテレビ 取締役副社長
高堂 理株式会社北海道ブランド研究所 所長
棚橋 鮎子たなはしあゆこバレエスクール 代表
畠山 順子NPO法人あきたパートナーシップ 副理事長、遊学舎 センター長
山崎 宗雄AAB秋田朝日放送 コンテンツ局シニアプロデューサー
渡辺 歩秋田魁新報 文化部部長
秋田県観光文化スポーツ部文化振興課 課長 兎澤 繁友
秋田市観光文化スポーツ部文化振興課 課長 納谷 信広
長濱谷智子(監査)オフィス玉手箱 制作
プロダクション・
マネージャー
金子 美和一般社団法人PAL

事業概要

事業名 石井漠・土方巽記念 国際ダンスフェスティバル2018『踊る。秋田』vol.4
主催 石井漠・土方巽記念 国際ダンスフェスティバル実行委員会
共催 (一社)PAL
助成 文化庁 平成30年度文化芸術創造拠点形成事業
(一財)地域創造 平成30年度地域の文化・芸術活動助成事業
(公財)韓昌祐・哲文化財団
認証 beyond2020
後援 台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター、駐日韓国大使館 韓国文化院、(公財)日韓文化交流基金、秋田県教育委員会、秋田市教育委員会、(一社)秋田県芸術文化協会、(一社)秋田市文化団体連盟、(公財)秋田県国際交流協会、在日本大韓民国民団 秋田県地方本部、秋田県日韓親善協会、秋田大学、国際教養大学、秋田公立美術大学、秋田魁新報社、朝日新聞 秋田総局、毎日新聞 秋田支局、読売新聞 秋田支局、産経新聞 秋田支局、河北新報社、共同通信社 秋田支局、NHK秋田放送局、ABS秋田放送、AKT秋田テレビ、AAB秋田朝日放送、CNA秋田ケーブルテレビ、エフエム秋田、秋田経済新聞
協力 ソウル国際振付フェスティバル(SCF)、NDA International Festival、NPO土方巽記念秋田舞踏会、NPO法人鎌鼬の会