
「踊る。秋田賞」国内コンペティション エントリー受付開始!応募締切 8月31日!
2017年に開催された第1回「土方巽記念賞」国際コンペティション。3年に一度開催されるこのコンペティションは、本来であれば2020年に第2回大会が開催されるはずでした。しかし、世界を襲ったコロナ禍の影響で2020年は中止となり、翌’21年はコロナ禍の現状を考慮して募集範囲を狭め、国内在住の振付家限定で行われるはずだった「踊る。秋田賞」コンペティションもまた中止に追い込まれてしまいました。
本年度もコロナ禍の影響はまだ深刻なものがあります。そこで、本年度はもう一度エントリー対象者を国内在住の振付家に限って「踊る。秋田賞」のコンペティションを開催することといたします。
「踊る。秋田賞」受賞者には、来年改めて開催される「土方巽記念賞」ファイナリストの権利が与えられます。
今年度のファイナリストは10組を予定していますが、『踊る。秋田』の提携フェスティバルである香港ダンスエクスチェンジにおいて、2019年に選ばれた2作品を特別招待作品としてファイナリストに加えますので、今年の国内ファイナリスト予定数は8組となります。
「踊る。秋田賞」の審査委員長は舞踏家/俳優の麿赤兒氏、審査委員はダンス評論家の石井達朗氏と、『踊る。秋田』フェスティバル・ディレクターの山川三太です。
それに加えて、今年は韓国、香港、台湾、マカオ、シンガポール、イスラエル、スロベニア、ハンガリー、エストニア、ロシア、アメリカ、コスタリカのフェスティバル・ディレクターのゲスト参加も予定されています。11月の時点で日本入国が制限されている場合には映像審査となりますが、海外に雄飛する大きなチャンスでもあります。
この機会を逃さず、あなたの作品を世界のディレクターに届けて下さい。
皆さんのご応募をお待ちしていすます。
●審査基準
土方巽は”舞踏”というオリジナルの身体表現を生み出すことによって、それまでのダンス概念にコペルニクス的転回をもたらした革命的なアーティストです。 その土方巽の生まれ育った秋田で開催される国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』は、彼の業績を顕彰すると共に、彼の衣鉢を受け継ぐ若き才能を見いだし支援育成していくことを目的として「土方巽記念賞」を制定しました。
しかし、「土方巽記念賞」は「舞踏」のみを対象とする賞ではありません。
ななぜなら、私たちは土方巽の生み出した「舞踏」という表現形式を受け継ごうとしているのではなく、彼がダンス概念にコペルニクス的転回をもたらしたその姿勢、哲学をこそ次代の若き才能に受け継いで欲しいと願っているからです。
ですから、あなたの作品が既存のダンス表現に果敢に挑み、乗り越えようとするものでさえあれば、その表現形式はバレエでもモダンダンスでもストリートダンスでも、さらに言えば古典舞踊でもかまいません。 私たちは現在のダンスシーンに新たな衝撃を与える作品の登場を待っているのです。
●募集要項
・応募資格
・応募資格
国内在住振付家であれば、国籍、年齢、経験は問いません。
ただし、過去に「土方巽記念賞」、「審査員特別賞」「オーディエンス賞」を受賞した方を除きます。
連名や集団創作作品も応募可能ですが、応募者一組につき一作品のみとします。
出演人数に制限はありません。
なお、昨年ファイナリストに選出された方も、有観客での上演の機会がありませんでしたので、再びエントリー可能です。作品が昨年と同じものであっても構いません。
・参加費等
参加費、審査料等の負担は求めませんが、出演料、交通費の支給もありません。
宿泊費と滞在費に限り『踊る。秋田』事務局が負担しますが、来秋人数は出演ダンサー+1名までとし、それ以上の人数の宿泊費用は各自の自己負担となります。
・作品上演時間
20分以内とします。
・選考方法
- 応募作品の中から映像審査によって7組のファイナリストを選定します。
- ファイナリストによる作品上演によって各賞を選定します。
- 「踊る。秋田賞」審査員は以下の通りです。
- 審査委員長 麿赤兒(舞踏家、俳優、大駱駝艦主宰)
審査員 石井達朗(舞踊評論家、愛知藝術大学客員教授、慶應大学名誉教授)
山川三太(『踊る。秋田』フェスティバル・ディレクター)
・ファナリスト公演日時
2022年12月1日(木)、2日(金)19:00~
秋田市にぎわい交流館AU 多目的ホール
https://www.akita-nigiwai-au.jp/floor/3f/multihall
・各賞と副賞は以下の通りです。
[踊る。秋田賞]
[正賞]賞状と盾
[副賞]来年開催予定の『土方巽記念賞』ファイナリスの資格が授与されます。
[審査員特別賞]
[正賞]賞状と盾
[オーディエンス賞]
[正賞]賞状と盾
[ベストダンサー賞]
[[正賞]賞状と盾
[海外ゲスト審査員賞]
各賞とは別に「海外ゲスト審査員賞」が設けられており、受賞者には各国のフェスティバルに招聘される権利が与えられます。
現時点で参加が予定されている海外ゲストは以下の通りです。
チャン・グゥワンリョル | アジア即興ダンスフェスティバル・ディレクター(韓国) |
ユ・ホシク | NDAフェスティバル・ディレクター(韓国) |
ダニエル・ユン | 香港ダンスエクスチェンジ・ディレクター(香港) |
ステラ・ホー | マカオCDE国際ショーケース芸術監督(マカオ) |
クイック・スイブーン | M1コンタクト コンテンポラリーダンス フェスティバル・デイレクター(シンガポール) |
ヘイジョル・ゴンザレス・アラヤ | Danza Universidad芸術監督(コスタリカ) |
オフラ・イデル | Machol Shalemダンスハウス芸術監督(イスラエル) |
バタリータ | One weekダンスフェスティバル・ディレクター(ハンガリー) |
ティート・タスク | Bird Name芸術監督(エストニア) |
マティジャス・ファリック | FLOTA芸術監督(スロベニア) |
バディム・カスバロフ | Open Lookダンスフェスティバル・ディレクター(ロシア) |
ジョディ・ニムレクター | アメリカンダンスフェスティバル・ディレクター(U.S.A) |
・応募方法
- 応募は以下の手順に従い行ってください。
応募作品を映像資料としてソーシャルメディアに掲載する。
応募作品を映像資料としてソーシャルメディア(Youtubeなど)に掲載してください。
パスワードの設定は自由です。設定した場合はエントリーフォームにパスワードを忘れずに入力してください。
※映像資料は劇場で上演されたものを撮影したものか、応募のためにスタジオ等で撮影した映像(野外は不可)とし、上演の全編が見られるものに限ります。編集や特殊効果、イメージ(ダイジェスト)映像などは審査対象になりませんので、ご注意ください。
※諸事情によりソーシャルメディアに掲載できない場合は、映像データによるエントリーも受付けます。
※映像データとして応募する場合は、最大サイズが1920×1080(px)で動画形式をMP4のみとします。映像データをオンラインストレージ(ギガファイル便やfirestorageなど)にアップロードし、当該URLを動画URLとしてパスワードと共にエントリーフォームに入力してください。
なお、郵送による映像データの受付は一切できませんので、ご了承ください。
・応募締切
2022年8月31日(水)24:00
・ファイナリスト発表
2022年9月10日(土)10:00
- エントリーフォームより応募する
下記エントリーフォームより応募してください。