「土方巽記念 国際ダンス・セレクション 2023」
エントリー受付開始!​

本フェスティバルは、石井漠・土方巽記念務国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』として2015年にスタートしました。以来、3年を一つの周期としてプログラムを構成してきました。1年目はテーマを設定して国内外のダンスカンパニーを招聘する「テーマフェスティバル」、2年目は「土方巽記念賞」国際コンペティション、そして3年目は同コンペティションの受賞記念公演です。
第一回「土方巽記念賞」国際コンペティションは2017年に開催され、世界16カ国から219作品の応募があり、その中から映像審査によって選ばれた15人の振付家の作品がファイナリストとして秋田で作品を上演しました。その第二回開催は2020年に予定されていたのですが、コロナ禍のために3年続けて開催中止を余儀なくされました。
舞台芸術に携わる者として、この3年間は本当に辛い年月でした。私たちもこの期間に自らのあり方を問い直し、様々な試行錯誤を繰り返した結果、本年よりフェスティバルの名称を変え、コンセプトも新たにして再スタートを切ることとしました。
本年より、『踊る。秋田』は石井漠と土方巽の冠を外し、国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』として再出発します。それに伴い、「土方巽記念賞」国際コンペティションも「土方巽記念 国際ダンス・セレクション」と名称を変え、コンペティションではなく新たな才能が作品を広く世界に開示するプラットフォームとすることにしました。
本年の「土方巽記念 国際ダンス・セレクション 2023」には、世界各国のダンスフェスティバル・ディレクターやプロデューサーがゲストとして参加します。彼らの前であなたの作品を披露し、世界に向けて飛躍するチャンスとしてください。

このプログラムは舞踏=BUTOHの創始者「土方巽」を記念して行われますが、公募対象は決して舞踏=BUTOHに限定されてはいません。私たちが顕彰し、継承したいと願っているのは、土方が生み出した舞踏=BUTOHの型やスタイルではなく、既成のダンス概念に囚われず、それを乗り越え、新たな肉体表現を追い求め続けた土方の哲学とチャレンジ精神なのです。

既存のダンス概念を乗り越えようとする強い意志を持った振付家の応募を待っています。

土方巽記念賞
日本 三東瑠璃 [Matou]
審査員特別賞
韓国 Seoljin Kim [Trace]
オーディエンス賞
台湾 Hung-Chung Lai [Birdy]
海外ディレクター賞
ブルガリア/エリアナ・リロワ
四戸賢治(日本)
Josh Martin(カナダ)
カナダ/ジェイ・ヒラバヤシ
Tjimur Dance Theatre
(台湾)
コスタリカ/ヘーゼル・ゴンザレス・アラヤ
小暮香帆(日本)
Seoljin Kim(韓国)
Josh Martin(カナダ)
香港/ダニエル・ユン
Seoljin Kim(韓国)
韓国/ユ・ホシク
Tjimur Dance Theatre
(台湾)
韓国/チャン・グァンリョル
四戸賢治(日本)
下島礼紗(日本)
韓国/ナム・ジョンホ
Josh Martin(カナダ)
シンガポール/クイック・スィ・ブン
三東瑠璃(日本)
台湾/イリス・リン
三東瑠璃(日本)
台湾/ヤピン・チェン
三東瑠璃(日本)
Josh Martin(カナダ)
ハンガリー/リタ・バタリタ
Josh Martin(カナダ)

◆2017年 土方巽記念賞アーカイブ

『踊る。秋田』2017 ファイナリスト公演1日目

『踊る。秋田』2017 ファイナリスト公演2日目

『踊る。秋田』2017 ファイナリスト公演3日目



◆募集要項

●開催日時
2023年10月27日(金)19:00〜 ファイナリスト第1組(5作品)
2023年10月28日(土)19:00〜 ファイナリスト第2組(5作品)
2023年10月29日(日)15:00〜 ファイナリスト第3組(5作品)

●上演劇場
秋田市にぎわい交流館AU多目的ホール
>https://www.akita-nigiwai-au.jp/floor/3f/multihall

●国内ゲスト
麿赤兒(大駱駝艦艦長、舞踏家、俳優)
石井達朗(舞踊評論家)
乗越たかお(ダンス評論家、『踊る。秋田』公式アドバイザー)

●海外ゲスト(予定)
ユ・ホシク(韓国、NDAダンスフェスティバル芸術監督)
チャン・グワンリョル(韓国、済州島アジア・インプロビゼーションダンスフェスティバル・ディレクター)
ナム・ジョンホ(韓国、韓国国立現代舞踊団芸術監督)
ダニエル・ユン(香港、香港ダンスエクスチェンジ芸術監督)
カレン・チャン(香港、西九龍文化区ダンスヘッド)
アスィリーナ・スイー(シンガポール、cont・actダンスフェスティバル制作マネージャー)
オレ・カムチャンラ(ラオス、ファンメコーン国際ダンスフェスティバル芸術監督)
ユン・チュンポ(台湾、Want to Dance Festival芸術監督)
ジョアンナ・ワン(台湾、衛武營アートセンター プロクラム・ディレクター)
オフラ・イデル(イスラエル、エルサレム国際ダンスウィーク芸術監督)
マティジャス・ファリック(スロベニア、Flota芸術監督)
バタリータ(ハンガリー、ボディラジカル芸術監督)
エリアナ・リロワ(ブルガリア、ワンダンスウィーク芸術監督)
グゥエン・チャン(ルクセンブルク、ティムーアアートフェスティバル キュレーター)
ティート・カスク(エストニア、バードネームフェスティバル芸術監督)
バディム・カスパロフ(ロシア、Open Look International Dance Festival芸術監督)
ジェイ・ヒラバヤシ(カナダ、バンクーバー国際ダンスフェスティバル芸術監督)
ジョディ・ニメリヒター(米国、アメリカンダンスフェスティバル・ディレクター)
ヘイジョル・ゴンザレス・アラヤ(コスタリカ、コスタリカ・ダンスフェスティバル芸術監督)

●応募資格
応募に関しての資格制限はありません。国籍、年齢、ダンスジャンル等、一切不問です。

●参加費
参加費はありません。出演料の支払いはありませんが、秋田滞在中のホテル、日当(参加者一人あたり1日3,000円)は提供します。

●上演作品
新作、旧作を問いません。ただし、作品の上演時間は20分以内とします。なお、それは実際の上演時間であり、応募映像は20分を越えていても構いません。映像が20分を越えている場合は、その旨を記載してください。
作品動画はイメージ編集やコラージュしたものは認められません。舞台での上演がそのままイメージできる動画をお送りください。

●応募方法
・下記の応募フォームに必要事項を記入してご応募ください。
・応募映像はYouTubeやご自身のホームページなどにUPしてください。
・それが出来ない方は、圧縮ファイルをメール送信してください。

「土方巽記念 国際ダンス・セレクション 2023」エントリー受付エントリーは、こちらをクリックしてください

●応募締切
2023年6月30日(金)24:00

●ファイナリスト発表
2023年7月7日(金)13:00

助成:
文化庁

文化庁文化芸術振興費補助金​
(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業(アートキャラバン2))​
独立行政法人日本芸術文化振興会