「JP」カテゴリーアーカイブ
『踊る。秋田』vol.2
『踊る。秋田』オープニング・レセプション
『踊る。秋田』オープニング記念大江千里ライブ公演
特別招聘公演1
『韓国古典舞踊からモダンダンスまで』

イ・チョルジン独舞

イ・チョルジン
韓国重要無形文化財 第27号保有者イ・エジュ(李愛珠)に師事。
イギリス、オーストラリア、アメリカ、フランス、ベルギー、コスタリカ、日本等招請公演多数。コスタリカ国立大学訪問教授(Visiting Scholar)
『僧舞・サルプリ』作品紹介
【僧舞(スンム)】
韓国重要無形文化財第27号である僧舞は、韓国を代表する仏教舞踊。イ・チョルジンの僧舞は、荒々しく豪放な男性僧舞の奥義を見せる。
【サルプリ】僧舞と共に韓国を代表する舞踊。白 い布を持って、韓国巫楽(シナウィ)に合わせて踊る。
「静中動・動中静」の味が絶妙に表現され、人生の円熟した美しさを見せる。(サルプリとは、厄払いの意味)
[スタッフ・キャスト]
再構成:イ・チョルジン

ダンスコンテンポラリ Joon-mo

全北大学校芸術大学 舞踊学科教授
韓国現代舞踊協会理事
ダンスコンテンポラリJoon-mo代表
『荼毘』作品紹介
‘人間が一握りの土に戻る道’
亡骸を燃やし、煙は気化して空へ舞い上がって雲になり、その雲は雨となり再び地に戻り土へ染みていく。そして、土の中から生きている生命体が再び生まれる ‘輪廻’という循環の輪の中に我々は生きている。自分のすべての業を「地・水・火・風」に差し出してこそ、その業は消滅され完全な自由人になるという「荼 毘」の哲学を舞台に反映させた作品。
[スタッフ・キャスト]
振付:イ・ジュンモ
出演:イ・ジュンモ/チェ・ジョンホン/チェ・テヒョン
アートディレクター:チェ・ジェヒ
照明デザイナー:チェ・ウォンヒョク

ナム・ジョンホ&クヌア振付集団

ナム・ジョンホ
韓国芸術総合学校 舞踊院 創作科 学科長
クヌア振付集団芸術監督
『パルレ・Womanhood Story』作品紹介
韓国的な情緒と感受性を現代的な感覚で解釈した本作品は、暑い真夏の夜に寝つけない女性達が一緒に集まり、洗濯と沐浴をしながら労働を聖なる浄化儀式として昇華させる過程を見せる。あらゆる民族の歴史に存在し、全世界の町はずれと田舎にある川や小川のほとりで女性達によって行われた洗濯に関するこの作品は、1993年韓国「芸術の殿堂」開館招請公演で初演され、以降2005年ソウルアートマーケット(PAMS)の初海外進出作品に選ばれ、世界各地で公演されている。
[スタッフ・キャスト]
振付:ナム・ジョンホ
出演:キム・ジョンス/ソン・ジョンヒョン/イム・ダウン/シン・ウンジョン/イ・イェジ
音楽:パク・ソンスン
衣装デザイン:ハン・ジンクッ/ノ・ヒョンジュ
音響:ソン・ヨンミン
小道具:パク・ムンファン
特別招聘公演2
『韓国コンテンポラリーダンス最前線』



韓国/モダン・テーブル『ダークネス・プンバ』

キム・ジェドク
モダン・テーブル主宰、ダンサー、振付家、音楽家
シンガポール「T.H.E」ダンスカンパニー海外エグゼクティブ振付家。
韓国芸術総合学校 舞踊院 実技科 芸術士及び専門士卒業
成均館大学校にて博士過程を終了
モダン・テーブル
モダン・テーブルは振付師キム・ジェドクを主軸に、観客との共感を追い求める若い団体である。コンテンポラリーダンスを中心とし、その他にもミュージカル、パンソリ、ロック、ヒップホップ等、ジャンルを超える表現を追及する。ダンサーが歌ったり、客席と舞台の境界を大胆に崩していくなど、予測できない新鮮な発想と実験で国内外の注目を浴びている。大衆的な文化的感性を、アカデミックなテクニックと速度感で同時代的な表現に仕立て上げる手法は、独特な個性として高く評価されている。
代表作としては、「ダークネス・プンバ」、「ジョーカーズ・ブルース」、「シム・チョンGuyz」「アウェイク」、「シナウィ・サンジョ」、「速度」、「瞑想」などがある。
『ダークネス・プンバ』作品紹介
「ダークネス・プンバ」は韓国の伝統的な素材‘プンバ(乞食歌)’を現代舞踊にて再解釈した作品。プンバは「カクソリ」とも呼ばれ、民草の心の深いところに積もった鬱憤と悔しさ、そして彼らに対する蔑視や虐待等がため息として吹き出してくる”恨”が留まった歌とされる。
暗黒の中の恐怖を乗り越えるため、踊り手は果てしなく踊り、歌う。これは‘恨’という韓国特有の情緒にも繋がっている。ディオニソス(祭り)的な身もだえで あると同時に、これらを通じて恐ろしさと恐怖を昇華させる。
本作品は「プンバ・タリョン」の基本メロディーの骨格は維持しながらも、現代的な編曲によって 再誕生した音楽と力のあるムーブメントとの連携を通じて、韓国的でもありながら全世界、男女老少が楽しめるように構成されている。東洋的なオブジェを通じて現場で生サウンドをつくり、全員男性で構成された踊り手の力動的な曲線美が表れる動きは「ダークネス・プンバ」が持つユニークな特徴の一つ。ギター、ベース、ドラムのライブ演奏、そして歌い手の‘パンソリ’がやがて一団となり、作品の半ばには客席と舞台の区分さえ消え、劇場全体を祝祭の空間へと変えていく。
[スタッフ・キャスト]
振付・音楽・歌: キム・ジェドク
ドラム:ホ・ソンウン
ギター:イ・テイル
ベース:ソンウ・ドゥヨン
歌:チョン・スンジュン
照明:イ・ジャンハン
出演:キム・ジェドク/イ・ジョンイン/イ・ピルスン/チェ・ジョンシク/キム・レヒョク/ハン・テジュン/チャン・ジホ
プロデューサー:チョン・ウンジ
特別招聘公演3
『アメリカ・モダンダンスの源流』

アメリカ/折原美樹ソロ公演&RIOULTダンスNY公演

折原 美樹
マーサ・グラハム舞踊団 プリンシパルダンサー
2010年ニューヨークダンス/パフォーマンスアワードのベッシィー賞受賞

大江千里
ジャズピアニスト。
1983年にシンガーソングライターとしてデビュー、2007年末までに45枚のシングルと18枚のオリジナルアルバムを発表。現在はNYを拠点に活動を展開中。
『共鳴-Resonance』作品紹介
マーサ・グラハム、ホセ・リモン、マーサ・クラーク、そして自身の振付作品によるコラージュ。折原美樹のステージの合間ジャスピアニスト大江千里による演奏が見所。
●サティリック・フェスティバル・ソング
振付・衣装:マーサ・グラハム
オリジナル作曲:ワイズハウス
リコンストラクション作曲:パラシオス
音楽アレンジ:アーロン・シャーバー
リコンストラクト1994年:ダイアン・グレイ、ジャネット・エイルバー
リコンストラクション照明:ポール・ズィーマー
出演:折原美樹、宮崎彩香(フルート)
初演:1932年11月20日 ギルドシアター、ニューヨーク
Minuta perversa used by special arrangement with Fernando Palacios
Presented by arrangement with Martha Graham Resources, a division of the Martha Graham Center of Contemporary Dance.
●メナード 「イサドラの踊り」より
イサドラ・ダンカンの生涯を表現したDances for Isadoraより、2番目の‘メナード’。このセクションはイサドラの女性としての、そしてアーティストとしての探求を表現した作品。
振付:ホゼ・リモン
作曲:ショパン
リコンストラクション、演出:カルラ・マックスウェル、ニーナ・ワット、リョウコ•クドウ
衣装:チャールス・トムリンソン
照明:クリフトン・テイラー
出演:折原美樹、近藤美穂子(ピアノ)
初演:1971年12月10日 オハイオ州クリーブランド、クリーブランド美術館
* ©1996, José Limón Dance Foundation, Inc. This performance of Maenad from Dances for Isadora, a Limónsm Dance, is presented by arrangement with The José Limón Dance Foundation, Inc. and has been produced in accordance with the Limón Stylesm and Limón Techniquesm service standards established by The José Limón Dance Foundation, Inc. (All rights reserved)
Special thanks to Carla Maxwell, Nina Watt and Ryoko Kudo for their generous support and time in coaching me for this work.
●ノクターン (1978)
クラークの1979年、アメリカンダンスフェスティバルにおいて発表した作品。ダンスシアターのはしりのこの作品は老いたバレリーナの記憶を辿って過去と現在、未来を見つめる。
振付:マーサ・クラーク
作曲:メンデルスゾーン
演奏:ギーズギング
衣装:ラス・ヴォーグラー
出演:折原美樹
初演:1978年アメリカンダンスフェスティバル(ノース・キャロライナ)
●プロローグ
折原自作自演の”Prologue プロローグ“は、ミニマムなダンスシアター作品。 舞台を抽象的に3つの世界に分け、過去、現在、未来を見つめる。
振付:折原美樹
作曲:野澤美香、ジャニス・イアン
衣装:ミツノ・ヨーコ
衣装スーパーバイズ:キャレン・ヤング
照明:クリフトン・テイラー
映像:トービン・デル・クォレ
美術:ポール・ズィーマー
出演:折原美樹
初演:2014年5月8日 ラ・ママ劇場 ニューヨーク
「I Hear You Sing Again」ウッディー・ガスリーの作詞とジャニス・イアン作曲、ウッディー・ガスリー・パブリッシングとルード・ガールスプブリッシングの作品。ジャニス・イアンの寛大な許可を得て使用。
●メモリー・カーレント 記憶の流れ
振付:アダム・バラック
作曲:大江千里
衣装:キャレン・ヤング
照明:クリフトン・テイラー
出演:折原美樹、大江千里(ピアノ)
初演:2014年5月8日 ラ・ママ劇場 ニューヨーク

RIOULT Dance New York

パスカル・リオルト
Pascal Rioult Dance Theatre芸術監督、振付家
『シティー』、『ウィーン』作品紹介
●シティー
この作品で使用される映像は、人間ドラマが展開すると次第に脱構築し、ゆがんだ都市のリアルなイメージで始まる。映像とダンスの見事なコラボレーションが見所。
振付: Pascal Rioult
音楽: J. S. Bach, “Sonata for Violin and Piano No. 6 in G major”
プロジェクション・デザイン: Brian Clifford Beasley
照明: David Finley
衣装: Karen Young
出演: Catherine Cooch, Brian Flynn, Charis Haines, Michael Spencer Phillips
●ウィーン
社会の衰微および道徳的な崩壊を暴露するために、洗練された社会の象徴であるウィンナ・ワルツのイメージを裏返す。ちなみに「Wien(Vienna)」はモーリス・ラヴェル「La Valse」のオリジナルのタイトル。
振付: Pascal Rioult
音楽: Maurice Ravel, “La Valse”
照明: David Finley
衣装: Russ Vogler
出演: Catherine Cooch, Brian Flynn, Charis Haines, Jere Hunt, Michael Spencer Phillips, Sara Elizabeth Seger
特別招聘公演4
『舞踏から世界のBUTOHへ』
日本/大駱駝艦公演

麿 赤兒(大駱駝艦)
大駱駝艦主宰、舞踏家、演出家、俳優。
「天賦典式=この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とする」を合い言葉に、45年に渡って活動を展開。
大駱駝艦
麿赤兒1972年創設。麿赤兒主宰。その様式を天賦典式(てんぷてんしき:この世に生まれ入ったことこそ大いなる才能とす)と名付け常に忘れ去られた「身振り・手振り」を採集、 構築し数多くの作品を国内外で上演。 1982年舞踏カンパニーとしては、初のフランス、アメリカ公演を行い、鮮烈なインパクトを与え広く「Butoh」を浸透させる。常に若手舞踏手育成に力を注ぎ、麿赤兒の考え方である「一人一派」を実践、 現在吉祥寺を拠点とするスタジオ「 壺中天・こちゅうてん」 において所属メンバーによる様々なユニットの作品を創作し、国内外で上演し続けている。一般の人を対象にしたワークショップや、夏は長野白馬村において合宿を実施している。
『ムシノホシ』作品紹介



撮影:川島浩之
700万年余り、君たちの誕生以来、
ワレワレは君たちへのコンタクトを試み続けてきたが、
ついに今日に至るまで、ワレワレの信号を理解することが出来なかった。
その能力があったにもかかわらずだ。
ワレワレは君たちを見離すことにした。
既にワレワレは、地球というホシの他の生物との交流を始めている。
彼等はワレワレの信号の解読能力とその実行力において、大いに優れている。
君たちの生存にはもはや関知しない。
危ないぞ!
2014年に世田谷パブリックシアターで初演された後、パリ、バンクーバー、京都を巡演。ヒトとムシを行き来しながら現代社会に警鐘を鳴らす麿流ファンタジーにして、大駱駝艦の艦員22名が身体表現を繰り広げる一大スペクタクルである。デトロイト・テクノの御大ジェフ・ミルズが音楽を担当していることにも注目。
[スタッフ・キャスト]
振鋳・演出:麿赤兒
音楽:土井啓輔、ジェフ・ミルズ
鋳態・出演:麿赤兒/村松卓矢/田村一行/松田篤史/塩谷智司/湯山大一郎/若羽幸平/小田直哉/阿目虎南/金 能弘/宮本正也/坂詰健太/荒井啓太/我妻恵美子/高桑晶子/鉾久奈緒美/藤本 梓/梁 鐘譽/伊藤おらん/齋門由奈/岡本彩/谷口舞
制作:山本 良
プロデューサ:新船洋子
地元舞踊公演1
あきた ダンスコレクションⅠ(ゲスト:台湾/李 彩娥舞団)
[1部 地元ダンス教室公演]
①川村泉舞踊団「Canon」
出演:伊藤歩美/木村景/渡部悠/梁田妃美子/鳴海春花/田元楓夏/木元真理子
②たなはしあゆこバレエスクール「私たちの上を刻は流れる」
出演:千葉千恵/銭谷真緒/堀部桃子/佐々木寛加/鈴木まいて/平川晶絵/原田彩由/大倉奈夕/佐々木眞呼/山内聡美/細田樹里亜/小野こまち/伊藤颯希/石崎天珠
③川村泉舞踊団・川村真奈作品「Polka」
出演:宮澤那奈/那波音和/大塚果歩/山村ありす/櫻井七織/那波碧彩/田川千寛
④ダンスオデッセイ バレエアカデミー「月×光」
出演:石井聡美/水島かほり/佐藤悠紀/佐々木香乃/秋野紗良/飯田さくら/阿部美桜/阿部香乃/石井瑠威/甲斐 純/大沢香晴
⑤川村泉舞踊団「Raise」
出演:川村真奈/伊藤歩美/加賀谷葵/岸野奈央
⑥奥村信子バレエ団「猿山の一夜 大地へ 大地へと…」
出演:橋本千春/栗原弓子/松沢美香/小室綾子/李晶子/堀井明子/渡部喜子/佐藤千晴/清田水恵/信田彩也子/信田望也子/堀野友理恵/吉川友里香/小松恵美子/早坂由佳/岡部凛々香
⑦ダンスカンパニー カレイドスコープ「Nameless」
出演:田保知里/中村真知子/西澤光時/二見一幸
[2部 李 彩娥舞団/川村 泉新作公演]


李 彩娥
台湾における現代舞踊界の第一人者であり、台湾の人間国宝でもある。現在もなお現役ダンサーとして、国内外において公演活動中。


川村泉
母、藤井信子に学び、以後、横井茂、金井芙三枝、北井一郎に師事。
①李彩娥舞団 「秦俑魂・テラコッタ戦士の魂」
出演:李彩娥/葉麗玲/林幸宜/王勻甄/何 娟/陳美里/曾莉婷/呂伊美/呂姿儀/廖梦如/洪若涵
②「くもり 時々 ワルツ」『踊る。秋田』プロデュース 川村泉 新作
出演:加賀谷香、二見一幸、安達香澄、柳本雅寛、川村真奈、笠井瑞丈、加賀谷葵、原田みのる、岸野奈央、熊谷拓明
地元舞踊公演2
あきた ダンスコレクションⅡ
『舞踊・舞踏の聖地 秋田』で始まった、新たな世界への挑戦。
バレエ、モダン、ジャズ、ヒップホップといったジャンルの垣根を越え、あるいは邦楽、現代アートとの融合によって新しいダンスの世界を作り出す。そんなドキドキ・ワクワクするような挑戦が始まりました。 あきたダンスコレクション・『新しい世界へ』は、第1回石井漠・土方巽記念 国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』のプロデュースによる秋田の若手ダンサー、アーティストの競演です。
[秋田若手ダンサーによる公演]

『zigzag』
振付:安達香澄
出演:安達香澄(コンテンポラリーダンス)、MEGUMI(ヒップホップ)
『蒼穹』
振付:伊藤祥子
出演:伊藤祥子、石井聡美(クラシックバレエ)、伊藤壮太朗(ポップダンス)
舞台美術:TORINOS製作所
『脳内トラベル』
振付:伊藤歩美、梁田妃美子
出演:伊藤歩美(モダンダンス)、梁田妃美子(クラシックバレエ)
『ペーパーカンパニー』
振付:加賀谷葵
出演:加賀谷葵(コンテンポラリーダンス)、後藤仁(現代アート)
『祈り そして…』
振付:神原ゆかり
出演:神原ゆかり(モダンダンス)、東音・高橋智久(長唄三味線方)
『チイサナセカイ』
振付:川村真奈
出演:川村真奈、加賀谷葵、岸野奈央(コンテンポラリーダンス)、Yoshitaka(UKジャズダンス)
『熱帯夜』
振付:渡部悠
出演:渡部悠、田中朝子(モダンダンス)、虻川彩花、畠山明莉、寶槻菜緒(現代アート)
『Dolls』
振付:原田みのる
出演:Borderless(山口マユミ・シアターダンス、片谷沙和子・クラシックバレエ)
『鼓動 ~changes of the seasons~』
振付:高橋紗輪子、藤田怜(振付アシスタント)
出演:高橋紗輪子(ジャズダンス)、岩谷晋太郎(和太鼓)、藤田怜、成田美佐、柏谷美希、田口春菜、小川夏夢、三浦莉央(ジャズダンス)
アウトリーチ公演
[三種町/石井漠生誕130年記念舞踊公演]
[大仙市/大曲の花火ウィークに踊る]
企画展示
『舞踏ポスター展』
土方巽、大野一雄、大駱駝艦などの舞踏公演ポスターには、我が国のアバンギャルド美術を世界に知らしめた一流の美術品としての価値があります。これは横尾忠則や荒木経惟が手がけた1960年代から現在までの舞踏ポスターが一堂に会する必見のポスター展です。
『秋田の作家5人のアート展』
ダンス王国秋田には、アートもある!『踊る。秋田』の『踊る。アート』
フードフェスティバル
『OFF(踊るフードフェスティバル)』
踊りだけじゃない!文化祭もある!
第1回石井漠・土方巽記念国際 ダンスフェスティバル『踊る。秋田』。
開催期間中の1日、秋田市文化会館全体が文化祭会場に‼
秋田県内の人気カフェ、食堂、スイーツなどのお店が集まり、文化祭のような模擬店を出して踊りと一緒に楽しみます。
『グラハム・メソッドを学ぶ』

※終了いたしました。
『コンテンポラリーダンスの基礎』

※終了いたしました。
『大駱駝艦・舞踏メソッド』

※終了いたしました。
『レジデンス制作拠点の意味と意義』

※終了いたしました。
『さすらいの舞姫 〜崔承喜〜』

※終了いたしました。
『クラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで』


乗越たかお(ダンス評論家、作家)、
山川三太(『踊る。秋田』フェスティバル・ディレクター、舞踊評論家)
※終了いたしました。
『土方巽とは誰か 1 ~ダダからシュルレアリスムへ~』

※終了いたしました。
ダンス寺子屋シリーズ
『土方巽とは誰か 2 ~ダアンドレ・ブルトンとマルセル・プルースト~』
※終了いたしました。
提携事業
(秋田県委託事業)
主催/(一社)PAL
[Part 1 伝統芸能とモダンダンスのコラボレーション]
韓国芸術総合学校舞踊院のナム・ジョンホ教授と学生たちが藤里町の「藤琴豊作踊り」を学び、それをもとに新作ダンス作品をレジデンス制作し、地元演者と学生たちの合同公演を藤里町と秋田市で公開上演。

引率教授:南貞鎬(ナム・ジョンホ)
韓国芸術総合学校 舞踊院 創作科 学科長
クヌア振付集団 芸術監督
「踊る。秋田2016」公演予定「パルレ」振付
藤里町公演
秋田市公演
[Part 2サムルノリ・ワークショップ&公演]
チャンゴの神様、あのキム・ドクスが秋田の地に登場!
サムルノリ創始者 キム・ドクスと韓国芸術総合学校の学生による ワークショップ&無料公演を開催いたします。
サムルノリとは、四つ(サムル)の楽器による演奏(ノリ)という意味で、四つの打楽器を使って座ったまま演奏します。

引率教授:金德洙(キム・ドクス)
韓国芸術総合学校 伝統芸術院 演戯科教授
社団法人 サムルノリ・ハヌルリム 芸術監督
『ワークショップ・韓国のリズムを体験する』
【お申込み方法】
郵便番号・住所・氏名・電話番号・所属団体・「サムルノリ・ワークショップ参加希望」と明記して
FAX:018-816-0611 またはE-mail: workshop@odoru-akita.orgまでお申し込みください。
『サムルノリ公演』
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告知用チラシ表面 | ![]() |
告知用チラシ裏面 |
日台伝統芸能交流プロジェクト(秋田県委託事業)主催/(一社)PAL
「ダンス&打楽器のコラボレーション」
シルク・ド・ソレイユ「ドラリオン」のメインダンサーを務めた、台湾のダンサー ビリー・チャン。中国古来の太鼓と日本の和太鼓等を融合させたスタイルで人気の台湾の演奏家 チェン・ウェンチ。そして、なまはげ郷神楽の小林義隆がコラボする夢の舞台。
◆特別ゲストダンスショー

〈ダンサー〉ビリー・チャン
台湾で生まれ、芸術の教育機関としては、台湾で最も権威のある国立台北芸術大学に進み舞踊で学士を取得している。20歳の頃から、台湾のダンススクールや舞踊の専門企業で指導する一方、振付や公演の活動を行っている。2005年にはニューヨーク州立大学バーチャンス校の交換留学生にもなった。国立台北芸術大学を卒業し兵役を終了した後、ダンサーとしてシルク・ド・ソレイユと契約し、ドラリオンでは主役の火の神を舞っている。シルク・ド・ソレイユの移動公演中も、フリーでの活動を継続し、世界各地のダンスプロダクション数社に対し振付を提供。世界中の人々に自らが持つアジア的特質に触れてほしいと考えており、彼の振付には、伝統性と現代性双方の要素が豊富に取り入れられている。
太鼓演奏

〈演奏家〉チェン・ウェンチ
12歳の時に、広東獅子舞の熟練者達に交じって、伝統の中国獅子舞と太鼓の技術を学び始めた。中国古来の太鼓道と台湾で人気の民族芸能を確実に身に着ける訓練を受け、かつて初期の頃には、「リトル・ライオン・キング」として知られ、世界各国から公演要請を受けている。2005年3月、自身の太鼓劇団ユー・グー・ファンを立ち上げ、伝統の太鼓道が新しい段階に入ることを念頭に、中国古来の太鼓と日本の和太鼓、アフリカ太鼓のビート、西洋のパーカッションのリズム、さらには他の中国伝統楽器、笛や二胡(擦弦楽器)といった楽器を融合させたスタイルで公演を行っている。

〈なまはげ郷神楽〉小林 義隆
郷土への強いこだわりを持ち、熱いライブは、見る者の魂を揺さぶる。幅広い年齢層にファンを持ちつつも、性別を越え、国境を越え、ジャンルを越え、“規格外”のパフォーマンスを展開している。田舎の、砂利の駐車場が、ストリートライブの原点。2002年『なまはげ郷神楽』を立ち上げ、2004年韓国での『ソウルドラムフェスティバル』に日本代表として参加し、人気投票第1位を獲得。2010年フランス公演。2012年マレーシア公演。現在も様々なアーティストとジャンルを越えたライブも実施し世界中を疾走し続けている。
(秋田県男鹿市在住)
ダンス&打楽器のコラボレーション公演は、16:05開演
土方巽記念秋田舞踏会提携公演
『花と鳥』

『踊る。秋田』vol.3

特別野外公演
世界のモダンテーブル日本初演『MEN OF STEEL』
昨年、『踊る。秋田』で秋田の観客を興奮の渦に巻き込んだ韓国のトップダンスカンパニー「モダンテーブル」が秋田に帰ってくる!
天才キム・ジェドクが振付・作曲・演出する野外公演用の新作「MEN OF STEEL」。ダンスファンはもちろん、今までダンスを観たことのない人にも『踊る。秋田』が自信を持ってお薦めする野心作!

場内特設ステージには県内のストリートダンスグループや八郎潟町の「願人踊」も出演!
[OFF出店確定!]
あくらビール/KAMENOCHO STORE/空の木Garden/トリノス食堂/ベコちゃんバーガー
[県内のストリートダンスチーム LINEUP]
STREET DANCE ACADEMY iLLSTUDIO (秋田市)
STUDIO DREAMS(にかほ市)
YELLOW BLACK DANCE STUDIO AKITA(潟上市)
Running man(秋田市)
ダンススタジオS.T.Rays (秋田市)
秋田大学ストリートダンスサークル「RevivaL」
秋田県立大学 DANCE STYLE「Fiction」
秋田大学医学部 ダンスサークル 「Dooties」



※郵便番号・住所・氏名・電話番号・予約枚数・「野外公演チケット予約希望」と明記して、お申込みください。




キム・ジェドク
モダン・テーブル主宰、ダンサー、振付家、音楽家
シンガポール「T.H.E」ダンスカンパニー海外エグゼクティブ振付家。
モダン・テーブル
昨年の 『踊る。秋田2016』特別招聘公演において、満員の観客を総立ちにさせたモダンテーブル。振付家キム・ジェドクを主軸に、さまざまなジャンル間のオープンワークを通じて観客との交感を試みる、韓国の若いダンスカンパニー。現代舞踊を中心にミュージカル、パンソリ、ロック、ヒップホップなど、ジャンル間の境界がない作品づくりを追求する。歌うダンサー、客席と舞台の境界崩しなどは、韓国のみならず海外でも注目を集めている。大衆的な文化感性を、特有のテクニックとスピード感で解釈し、韓国的な素材を同時代的な言語で解きほぐす過程から、独自のカンパニーの色をつくりあげている。
『MEN OF STEEL』作品紹介
社会で生き残るために、どこまで強くならなきゃいけないのか。
スーパーマンでなければ生き残れない、この社会を淡々と描く。
「格差や差別を言うまでもない、分け隔て以前の芸術」
リズムを描くように触れ合い、ぶつかりながら身体を奏でるダンサーたちの動きは、社会の中で奮闘する人間の姿を逆説的に描く。
喧嘩、論争、非合理なコミュニケーションなど、否定的で改善されない人間関係をストレートに表現する。
エネルギーあふれる群舞と戦慄が走る爆発的な独舞は、すべての動きや音楽空間、観客を一体化させる。
道徳的人間と非道徳的社会 by ラインホルド・ニーバー
「個々では倫理的な人であっても、集団となると利己的になる」。
社会生活をうまく送るというのはどういうことか? 社会の中で一個人が自分の良心に照らし、正直に生きることは果たして簡単にできることなのか? 時には一番親しい友人だった人が背を向けることを目撃したり、不合理な仕打ちを受けていることを知りながらも黙るしかないなど、対人関係が破綻に至る状況の中でもシステムと組織は維持され、個人の良心と感情はこなごなになる。
そのすべてを耐えてこそ‘一人前の社会人になったね’と言われるのが社会である。鋼鉄のように硬くならなければいけない。誰もそのシステムに関しては話そうとしない。
システムの構成要所の一つとして、慣れるべきことにすぎないこの問題は、加害者と被害者を二分法でわけ、誰かを怪物にし、また誰かを悲劇的な犠牲者にしてしまおうとしているわけではない。個人が変えるにはあまりにも大きな、‘暖簾に腕押し’のようなこの悲しいジレンマを、たかが公演ひとつで変えることはできない。ただ、人間関係の中で数えきれないほど感じる自尊心の喪失や傷を、噴出し昇華させることだけでも少しの慰めになるのではないか。
[スタッフ・キャスト]
振付・作曲・演出:キム・ジェドク
照明:イ・ジャンハン
出演:イ・ジョンイン/イ・ピルスン/チェ・ジョンシク/キム・レヒョク/ハン・テジュン/イ・ウンギ/キム・ハンソル/ファン・チャンファン/イ・ソウル/キム・ナムフン
プロデューサー:チョン・ウンジ
ワークショップ
『振付家キム・ジェドク のオリジナルメソッドを秋田で学ぶ!』
世界で活躍している振付家キム・ジェドクのメソッドを秋田で学ぶ!

※郵便番号・住所・氏名・電話番号・所属団体・「キム・ジェドクWS参加希望」と明記して、お申込みください。
ダンス経験者ではないけど、雰囲気を感じたい方!
『振付家キム・ジェドクのオリジナルメソッドを秋田で学ぶ!』
を
聴講できます。
※郵便番号・住所・氏名・電話番号・「キム・ジェドクWS聴講希望」と明記して、お申込みください。
PA大學校は、舞台表現に携わる人はもちろん、「ダンス、演劇、音楽などの舞台表現に興味はあるのだけど見方がよくわからない、難しい」という人の受講も大歓迎!
※郵便番号・住所・氏名・電話番号・予約枚数・「PA大学予約希望」と明記して、お申込みください。
【ダンス講座Ⅰ】土方記念賞の意味と意義/山川三太(『踊る。秋田』フェスティバル・ディレクター)
14:45~16:15
【衣裳講座】アートとして衣裳を考える/堂本教子(衣裳デザイナー)
16:30~18:00
【音楽講座】土方と音楽〜土方は音が見えていた〜/YAS KAZ(音楽家)
19:00~20:30
【ダンス講座Ⅱ】どうせダンスなんか観ないんだろう!?/乗越たかお(ダンス評論家)
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告知用チラシ表面 | ![]() |
告知用チラシ裏面 |
オープニング特別公演
『スペシャルナイトプログラム』&パーテイー
※オープニングパーティーと通し券にはワンドリンクが付いています。
[スペシャルナイトプログラム]
・太めパフォーマンス(北九州)
・ギャンブラー(韓国)
・イ・ジョンヒョン&キム・ジョンウ(韓国)
[オープニングパーティ]
海外ゲスト紹介と出演者交流会
[パーティー協力]
土方巽記念賞ファイナリスト公演
『土方巽記念賞ファイナリスト公演1』
「土方巽記念賞ファイナリスト公演」3公演通し券 5,000円(前売りのみ)
※3公演通し券には土方巽記念賞のオーディエンス賞投票権が付いています。
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『土方巽記念賞ファイナリスト公演2』
「土方巽記念賞ファイナリスト公演」3公演通し券 5,000円(前売りのみ)
※3公演通し券には土方巽記念賞のオーディエンス賞投票権が付いています。
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『土方巽記念賞ファイナリスト公演3』
「土方巽記念賞ファイナリスト公演」3公演通し券 5,000円(前売りのみ)
※3公演通し券には土方巽記念賞のオーディエンス賞投票権が付いています。
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土方巽記念賞授賞式
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土方巽記念賞
日本 三東瑠璃 [Matou]
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審査員特別賞
韓国 Seoljin Kim [Trace]
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オーディエンス賞
台湾 Hung-Chung Lai [Birdy]
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ブルガリア/エリアナ・リロワ四戸賢治(日本)、Josh Martin(カナダ)
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カナダ/ジェイ・ヒラバヤシTjimur Dance Theatre(台湾)
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コスタリカ/ヘーゼル・ゴンザレス・アラヤ小暮香帆(日本)、 Seoljin Kim(韓国)、Josh Martin(カナダ)
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香港/ダニエル・ユンSeoljin Kim(韓国)
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韓国/ユ・ホシクHung-Chung Lai(台湾)、Kuan Hsiang Liu(台湾)
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韓国/チャン・グァンリョル四戸賢治(日本)、下島礼紗(日本)
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韓国/ナム・ジョンホJosh Martin(カナダ)
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シンガポール/クイック・スィ・ブン三東瑠璃(日本)
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台湾/イリス・リン三東瑠璃(日本)
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台湾/ヤピン・チェン三東瑠璃(日本)、Josh Martin(カナダ)
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ハンガリー/リタ・バタリタJosh Martin(カナダ)
あきたダンスコレクション
※公演終了後、「土方巽記念賞」授賞式
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アウトリーチ 三種町公演
石井漠没後55周年記念 『石井漠 子ども作品集』
今年もまた石井漠師生誕の地、三種町で石井漠記念創作舞踊団と秋田県能代市のたなはしあゆこバレエスクールの公演が行われます。 地元のこどもたちも参加する石井漠の世界をお楽しみください。
石井漠記念創作舞踊団
石井漠を中心に活動した「石井漠創作舞踊団」に始まり、漠没後「石井漠記念創作舞踊団」と改名し活動する。1994年に石井登が再結成した。石井漠の舞踊理念を軸とし、漠作品の再考・再演と新しい舞踊を模索し、舞踊の発展と感性豊かで高い質の人間形成を目指している。

たなはしあゆこバレエスクール
1958年スタジオ開設以来、全国舞踊コンクール現代舞踊第2部門で準優勝ほか多数受賞。2005年現代舞踊フェスティバル優秀賞。わかすぎ国体、あきた全国植樹祭、ねんりんピック、5都市の国民文化祭に参加。2014年にはあきた国民文化祭で石井漠をテーマに現代舞踊の祭典を主管。

『踊る。秋田』vol.4

写真:松田純一
特別野外公演
「大駱駝艦 金粉ショー」
全国各地で話題騒然! 超豪華版が秋田上陸!
秋田のみなさんにすっかりお馴染みになった「大駱駝艦の金粉ショー」。あの怪しくも煌びやかなステージが3年ぶりに秋田に帰ってきます!秋田の街が「アキタ・バール街」一色となる9月8日(土)の夜は、世界的舞踏集団「大駱駝艦の金粉ショー」で盛り上がりましょう!
②エリアなかいち なかいち広場(秋田県秋田市中通1丁目4-1)
第7回「アキタ・バール街」 特別提携企画


- 2001年
- 秋田ワールドゲームス開会式にて舞踏披露。
- 2013年
- 秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」で金粉ショー。
- 2013年
- 「国民文化祭・あきた2014」プレイベントで金粉ショー
- 2014年
- 「第29回国民文化祭・あきた2014」舞踏・舞踊フェスティバルin AKITAにて『灰の人』
- 2015年
- 『踊る。秋田』vol.1にて『クレイジー・オラエ』
- 2015年
- 秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」で金粉ショー。
- 2016年
- 『踊る。秋田』vol.2にて『ムシノホシ』
宮城県出身。
- 1999年
- 大駱駝艦入艦。麿赤兒に師事。
- 2007年
- 『天体のズー』発表。
- 2010年
- 『煩悩カケル』発表。
- 2014年
- 『肉のうた』 発表、第46回舞踊批評家協会・新人賞を受賞。
- 2015年
- 『肉のうた』パリにて上演。
- 2017年
- 『Dancing PLANETS』を発表。
- 2018年
- 台湾・曉劇場主催の舞踏ワークショップ講師を務める。
大駱駝艦のみならず、劇団3OO『ゲゲゲのゲ』(渡辺えり作・演出)や『やわらかなかぐら』(杉原邦生・演出)に振付として参加。『風回廊』(渡辺えり作・演出)、『神なき国の騎士』(野村萬斎演出)、映画やテレビ番組等へ出演し各方面から注目されている女性舞踏手の一人である。秋田県上小阿仁村での「KAMIKOANIプロジェクト秋田」(2013年・2015年)で上演した金粉ショーの振付・演出を担当。


土方巽記念賞エキシビション公演
「自らのダンステクニックに頼らず、自信の身体との真摯な対話を続ける創作姿勢」を高く評価され、栄えある「第一回土方巽記念賞」を受賞した三東瑠璃(日本)。劇場に詰めかけた多くの観客に支持され「オーディエンス賞」を受賞したハンチャン・ライ(台湾)が受賞後最新作を携え、揃って秋田の地に再び登場。その受賞記念公演に華を添えるのは、韓国で開催されているソウル国際振付フェスティバル、NDA International Festivalから招聘した3組のダンサー達。いずれも実力派揃いのダンサー達の競演をお楽しみ下さい。
※なお、「審査員特別賞受賞者」のキム・ソルジンは、韓国国立現代舞踊団の公演とスケジュールが重なっているため出演が叶いませんでした。
14日(日)開場13:30 開演14:00
(秋田県秋田市中通1丁目4-1、TEL018-853-1133)

Photo by Saki Matsumura
ダンサー・振付家。2004年-2010年、ダンスカンパニー「Leni-Basso」に所属、その後フリーランスに転向。2016年と2018年、スウェーデン王立バレエ団のゲストダンサーとしてWim Vandekeybus, Sasha Waltz, の作品に出演。2018年、Sasha Waltz & guestsに参加。2016年より、Damien Jaletと名和晃平による”VESSEL”に出演など国内外でダンサーとして活躍。振付ソロ作品”ESQUISSE”と”Matou”は海外での評価が高く、多くのフェスティバルに招かれている。また近年は、Rita Gobiとのコラボレーションをするなど国際交流も行っている。
2017年よりCo.Ruri Mitoとしてグループ活動を開始。
2018年より公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。
ミュージカル”100万回生きたねこ” インバル・ピント&アブシャロム・ポラック作品
”Körper” Sasha Waltz 作品
”PUUR” Wim Vandekeybus作品
”VESSEL” Damien Jalet、名和晃平作品
“Paradiselogue””ElephantRose~no land~””Finks””Ghostly Round” Leni-Basso作品
”Freestyle” Rita Gobi作品
- 2018年
- M1 CONTACT MASDANZA AWARD
- 2017年
- 踊る。秋田 土方巽記念賞
- 2017年
- SOLO DANCE CONTEST at Gdańsk Dance Festival (ポーランド), 1位
- 2016年
- Seoul International Choreography Festival (韓国), 国際審査員賞
- 2014年
- 19MASDANZA Competition (スペイン), 1位審査員賞
- 2014年
- Yokohama Dance Collection EX, MASDANZA賞
- 2013年
- Jerusalem International Choreography Competition (イスラエル), 1位


台湾の振付家。2012年台北国立芸術大学を卒業。現在は台湾の高雄市立高校でコンテンポラリーダンスと即興を教えている。2017年振付作品『Watcher』でハノーバー国際振付家コンクール3位および批評家賞を受賞、シンガポールのT.H.E Dance CompanyによるM1コンタクトダンスフェスティバルに招待された。同年、チャン・ダンス・シアターで新作『Birdy』が始まる。台湾文化舞踊コンクールでは、2015年から2016年には振付作品『Watcher』が1位、『Stranger』、『Insistence of Beauty』、『Cloud』が特別賞を受賞。 2016年アジア太平洋現代演劇芸術センターより振付作品 『Yield』で招待された。 2016年ワールドダンスアライアンスアジアパシフィックコリアダンスフェスティバルのショーケースパフォーマンスに振付作品『Cloud』が招待された。2015年WDA国際若手振付家プロジェクトの8人の振付家の一人として選ばれた。彼の他の2つの振付作品である「Colored」と「Stranger」は、ハワイのホノルルで開催された2015年WDA-アメリカ会議&フェスティバルに招待された。さらに、2012〜2017年には特別ゲストアーティストとして、Kaohsiung City Balletの「Gravity」、「Distant Light」、「Grim Winter」、「Raining in the room」を演出した。


(韓国・ソウル国際振付フェスティバル・SCFより招聘)

作品名:Shadow Me ~二つのエゴ、そしてカオス、私たちは衝突して共感する~
振付:イ・ジヒ Jihee Lee
出演:イ・ジヒ Jihee Lee 、キム・イェジン Yejin Kim
音楽:Hidur Gudnadottir- Leyfdu ljosinu

私が信じていた、私の姿とは違うように映し出される私を発見する瞬間。私の信念を壊し、少しずつ変質していく私を発見する瞬間。私自身、自ら私を否定する瞬間。また、他の私と向かい合い衝突した時の心理を光によって様々な姿に映し出される影に当てこし、踊りで解いてみた。光はやがて、私に影響を与える、その何かを意味する。その光に見える、様々な姿の私は、実際の私の姿と異なるが、全ての瞬間、私はそこにいる。
Move Pocket Project代表。カリムダダンスカンパニー代表。漢陽大学兼任教授。
漢陽大学卒業及び同大学院博士課程。漢陽大学、漢陽大学社会教育院、ソウル総合芸術学校、忠北芸術高等学校へ出講。
2011年 (社)韓国舞踊協会主催 若い振付家創作公演 優秀振付師
2015 年 GDF 大学舞踊祭グランプリ作『夜明け』振付
2016 年 忠北舞踊大賞 優秀作品賞
2017 年 忠北舞踊大賞 大賞
2017年 (社)韓国舞踊協会主催 全国舞踊祭 振付賞、個人演技賞、銀賞
2017年 忠北舞踊大賞 芸術賞
Move Pocket Projectは、振付家イ・ジヒを主軸に、動きに対する絶え間ない考察、主題に対する深みのあるアプローチで、嘘偽りのない作品を創ろうと努力している団体である。今の時代を反映する多様な素材を、振付家の独特な視線から描いて、独創的で夢幻的な象徴的イメージを通して表現している。ダンサー達の鋭敏なテクニックを上手く活用した、視覚的イメージと異色的で独特な動きは、この団体が追求しようとしている純粋芸術性の洗礼された感性美を更に引き立てている。
(韓国・NDA International Festival 2017より招聘)

作品名:Everything must be doubted
振付:イ・ダギョム
出演:イ・ダキョム Dakyum Lee、ハム・チョロム Chorom Ham

「世の中に当たり前は何も無い」という私の考察的疑懼(ぎく)点をベースに作品が始まった。考えず、疑わず無条件に受け入れ、生きて行く人間を表現しようとし、私達が考える社会が要求する当たり前に対し、キーワードを抽出し作品を構成している。
慶熙大学校 舞踊学部現代舞踊・慶熙大学校一般大学院 舞踊学科 卒業。
第4回仁川国際舞踊祭にて『Are You OK?』で最優秀賞を受賞し、現在若い振付家としての立場を固めている。2016年Festival SP (Daejeon) Dance Culture Forum 2016 にて「View-tiful」で New Artist of the Yearを受賞。2017年 NDA(New Dance For Asia )International Festivalにて「Everything must be doubted」で、『踊る。秋田』、International Comic Dance Festival (韓国)の二カ所から招待された。
(韓国・NDA International Festival2018より招聘)
作品名:「A broom stuck in a corner」
振付・出演:イ・ギョング
ドラマツルギ:チ・ギョンミン
照明:Takashi SUMIDA
音楽:<あ!牡丹峰(ノランボン)>—パクヒャンリム、
<本当におまえは死ねない>—Space bar(編曲: チ ギョンミン)

本当は、多くの言葉を語りたかったし、躊躇せずに感情表現をしたかった。私から出る全てのものが君の懐に入れたらいいなと思った。しかし、私はあなたにとって、隅っこに押し込まれた麦袋と同じで、ただ自分の仕事を貪欲にするしかなかった。たまに、身体に穴があいたような突拍子もない怒りが流れ出す事がある。私はびっくり仰天して私の怒りを闇に葬る。同時に、刹那のミスを彼が発見してくれたらと思った。愛を知らず心も貧しいあなたに、非常に怒りを覚える日は、言いたくない言葉を言わなければいけなく、言いたい言葉は言えなくてもどかしくなる。彼の眼下で、懸命に私が出来る小さな事で一生懸命憎む。その小さな行為にすっかりハマっているとしたら、たまに私が私を連れて、知らない世界へ来ている気分に成る。
コンテンポラリーダンスを基盤とし作品を創る韓国の舞踊団“GOBLIN PARTY“で振付家兼、ダンサーとして活動。振付作品の代表作品は、座・高円寺ダンスアワード招聘作であり、横浜ダンスコレクションで審査員賞を受賞した『A broom stuck in a corner』と、ソウル国際デュオダンスフェスティバルで最優秀作品賞を受賞し、東京の韓国文化院招聘作であり、SAI International Dance Festivalに招聘された『応答せよヒューストン』がある。観客とのコミュニケーションに一番重点を置くが、観客の時間を拡張出来る作品を創る為に絶えず努力し研究している。

石井漠記念賞受賞記念公演
1980年代に独自の創作活動を開始して以降、自身のダンスカンパニーKARASと共に毎年世界中で作品公演を続けている勅使川原三郎。2013年に活動拠点として芸術空間カラス・アパラタスを設立し尽きることのない創作意欲で新作を随時発表している。上演作品「白痴」は勅使川原と佐東利穂子のデュエットダンスで、今秋パリ国立シャイヨー劇場で上演する他、現在海外ツアー中。世界で高評を博している本作にご期待ください。 ※演目は変更の可能性があります。あらかじめご了承下さい。
本演目は演出の都合上、開演時間を過ぎますと原則客席にご入場いただけません。万が一、開演時間を過ぎてご来場された場合は、擦りガラス付きの母子席でのご観覧となりますことを、予めご了承ください。
(秋田県秋田市山王七丁目3-1、TEL018-865-1191)

©︎Norifumi Inagaki
ダンサー、振付家、演出家。クラシックバレエを学んだ後、1981年より独自の創作活動を開始。1985年、宮田佳と共にKARASを結成。既存のダンスの枠組みに捉えられない新しい表現を追求している。自身のソロ作品、佐東利穂子とのデュエット作品、KARASのグループ作品の他にも、独創的で芸術性の高い舞台作品は世界中から注目され、世界の著名なカンパニーからの振付の依頼が後をたたない。フランスのパリ・オペラ座バレエ団への振付は日本人として初めての快挙であり、2017年にはすでに3度目となる同バレエ団への新作『Grand Miroir』をガルニエ宮にて上演。他にフランクフルト・バレエ団、バイエルン国立歌劇場バレエ団、ネザーランド・ダンス・シアター、ジュネーブ・バレエ団、イエテボリ・ダンスカンパニー、ローレーヌ・バレエ団、アコスタ・ダンツァ等へも振付提供作品がある。
- 1986年
- 『風の尖端』でバニョレ国際舞踊振付コンクール準優勝及び特別賞受賞
- 1988年
- 日本舞踊批評家協会賞受賞
- 2002年
- 朝日舞台芸術賞受賞
- 2006年
- 『ガラスノ牙』で同年の芸術選奨・文部科学大臣賞受賞
- 2009年
- 紫綬褒章受賞
- 2017年
- 『踊る。秋田』第一回石井漠記念賞受賞
- 2017年
- フランス藝術文化勲章[オフィシエ]受章

©︎Akihito Abe
1995年からKARASワークショップに参加。1996年より勅使川原三郎振付の全グループ作品に出演。刃物のような鋭利さから、空間に溶け入るような感覚まで、質感を自在に変化させる佐東のダンスは、身体空間の新たな次元を切り開く芸術表現として国際的に注目されている。佐東と勅使川原とのデュエット作品は世界中で高い評価を受けており、『オブセション』(2009)、『静か』(2016)、『白痴』(2016)、『トリスタンとイゾルデ』(2017)をはじめとして、公演依頼が絶えない。また、音楽家との共演では2014年にバイオリニストの庄司紗矢香氏との『LINES』、ピアニストのフランチェスコ・トリスターノ氏との『LANDSCAPE』、2016年のピアニストの山下洋輔氏との『up』など、音楽への深い感受性をもって、勅使川原三郎と共にダンスと音楽の新たな表現を追求している。
- 2005年
- ローマ初演の『Scream & Whisper』で仏・伊のダンス雑誌「Ballet2000」の年間最優秀ダンサー賞受賞
- 2012年
- 日本人で初めて第40回レオニード・マシーン賞受賞
- 2017年
- 『踊る。秋田』第一回石井漠記念賞受賞
- 2018年
- 芸術選奨・文部科学大臣賞受賞

アウトリーチ三種町公演
今年もまた石井漠生誕の地である三種町で、石井漠記念創作舞踊団と秋田県能代市のたなはしあゆこバレエスクールの公演が行われます。地元のこども達も参加する「石井漠の世界」をお楽しみください。
(秋田県山本郡三種町森岳東堤沢72−44、TEL0185-83-3211)

石井漠を中心に活動した「石井漠創作舞踊団」に始まり、漠没後「石井漠記念創作舞踊団」と改名し活動する。1994年石井漠の孫である石井登が再結成した。石井漠の舞踊理念を軸とし、漠作品の再考・再演と新しい舞踊を模索し、舞踊の発展と感受性豊かで高い質の人間形成を目指している。

1958年スタジオ開設以来、全国舞踊コンクール現代舞踊第2部門で準優勝ほか多数受賞。2005年現代舞踊フェスティバル優秀賞。わか杉国体、あきた全国植樹祭、ねんりんピック、5都市の国民文化祭に参加。2014年にはあきた国民文化祭で石井漠をテーマに現代舞踊の祭典を主管。
フロントページ
『踊る。秋田』vol.5
石井漠・土方巽記念
国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.5
2019年9月6日(金)〜9日(日)、11月15日(日)












『踊る。秋田』vol.6
国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.6
春期特別公演 2021年5月30日(日)

秋田の本公演はコロナ禍によって中止となったため、無観客で映像収録のみを行いました。
●映像収録
2022年1月12日(水)〜同13日(木)
座・高円寺2にて収録
『歯みがき』”dentifrice”
『egg life』
『梅花(メイホワ)』”plum Bossom”
『What’s wrong ?』
『my choice, myh body,』
『F/BRIDGE』
『踊る。秋田』vol.7
国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.7
2022年11月30日(水)〜12月4日(日)























『踊る。秋田』vol.8
国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』Vol.8
2023年10月27日(金)〜10月29日(日)












ごあいさつ
代表理事ご挨拶

一般社団法人パフォーミングアーツ・ラボラトリー(略称PAL=パル)は、2015年6月に山川三太氏を初代代表理事として設立されました。設立の目的は、この年にスタートする「石井漠・土方巽記念国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』」(以下、『踊る。秋田』)の実質的な運営を担うことでした。
『踊る。秋田』の主催団体は「『踊る。秋田』実行委員会」ですが、実行委に参加しているメンバーは、県や市の文化振興課をはじめ、県内の新聞社、テレビ・ラジオ局、大学、ダンス教室、演劇団体などを代表する方々であり、実質的なフェスティバル運営業務を担うことは出来なかったからです。
そこで当法人は『踊る。秋田』の共催団体として設立されて以来、同フェスの企画立案からカンパニー招聘、制作・運営業務を一手に担って参りました。その間、『踊る。秋田』の事業は年々国際的な評価を得つつ、急速に世界各国のダンスフェスティバルとの繋がりを深めていき、『踊る。秋田』の枠内には収まりきらない事業も加速度的に増えて参りました。
そのため、設立翌年からは早くも独自の主催事業も手がけるようになり、今では秋田市内にアーティストインレジデンス=ArtistinResidence=AIRのための施設として、滞在アーティストの宿舎「AIRHOUSE」、レッスンスタジオ「AIRSTUDIO」、さらにはAIRの成果を発表できる本格的小劇場型アトリエ「アートボックス卸町」も開設し、国際文化交流プログラムの拠点体制を整えるに到りました。
このAIR施設はダンスのみならず演劇や音楽など、文字通りパフォーミングアーツの創造拠点として広く世界に向けて開放されます。石井漠や土方巽を産んだ秋田をパフォーミングアーツの中心として活性化し、世界に開かれた文化の交差点としていくために、これからも一歩ずつ前進していく所存ですので、何卒皆様方のご理解と、温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
高堂裕(たかどう ゆたか)
株式会社あくら代表取締役社長、秋田市大町商店街振興組合理事長
芸術監督ご挨拶
私が初代代表理事として(一社)PALを立ち上げてから、今年で足かけ10年になりました。その間、(一社)PALは国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』の共催団体として実質的な企画・運営業務を担うばかりでなく、国内外からアーティストを招聘してアーティストインレジデンスやワークショップを行うなど独自の活動も展開してきました。その活動を通じてアーティストの宿泊施設「AIR HOUSE」、レッスンスタジオ「AIR STIDIO」を開設、そして本年10月には秋田初の本格的小劇場型アトリエ「アートボックス 卸町」が誕生します。 今後は国際ダンスフェスティバル『踊る。秋田』だけではなく、広く舞台芸術全般を活動範囲に定め、秋田を世界の文化交差点としていくべく全力で活動を展開していくこととなります。これを期に私は代表理事を辞し、(一社)PALが手がける舞台芸術全般をマネジメントする「芸術監督」の任に専念することとしました。 生まれ変わった(一社)PAL、そして秋田の新たな舞台芸術の時代をリードしていく(一社)PALの活動に皆様の温かいご支援、そして厳しいご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
『踊る。秋田』芸術監督

1953年、秋田市生まれ。’72年に上京し、演劇センター附属青山杉作記念俳優養成所に入所。’75年卒業と同時に劇団究竟頂(くきょうちょう)<銀色テント>を結成・主宰し、劇作家、演出家、俳優として活動。2015年、『踊る。秋田』実行委員会の依頼により『踊る。秋田』フェスティバル・ディレクターに就任すると同時に、初代代表理事として(一社)PALを創設。
著書に戯曲集『褸骨の指輪』、教養書『文化人類学通になる本』、ノンフィクション『白鳥の湖伝説 小牧正英とバレエの時代』等がある。