『踊る。秋田』Vol.6、開催中止のお知らせ。

秋田県はコロナ感染者数が全国では最も少ない県の一つなのですが、この夏の帰省が始まるのと期を一にして急激に感染者が増え始めました。
こうしたことはあらかじめ予測されていたことであり、帰省シーズンを前に、秋田県知事からは「首都圏との往来を極力控えるように」という強い要請が出されていました。
そのような状況の中、去る8月14日と15日に秋田市文化会館大ホールで行われたミュージカル公演で、出演者のクラスターが発生しました。その中に在京の俳優が複数名含まれていたことで、秋田では舞台公演に対する不安と反発の声が日増しに強くなってきています。
こうした状況の中では、首都圏から40名を超えるダンサーを迎える「踊る。秋田賞」ファイナリスト公演は成立困難になっています。
さらに、『踊る。秋田』が助成を受けている秋田県からも、「首都圏から出演者を迎える公演は見合わせて欲しい」という要望書が出されました。
『踊る。秋田』は秋田県、秋田市、そして文化庁の助成を受けて運営されているフェスティバルですので、私たちとしてもこれを受け入れざるを得ません。
本当に、悔しく、やるせない気持ちで一杯ですが、ここはダンサーと観客の安全を第一に、今年度の開催を見合わせることとしました。
同様の理由で、『踊る。秋田』の特別提携公演として予定されていたフランソワ・シェニョー+麿赤兒の日仏共同制作ダンス公演『ゴールド・シャワー』も中止が決定しました。
秋田での公演のために準備を進めてくれていたダンサーの皆さん、公演を楽しみにしてくださっていた皆さんには誠に申し訳ありませんが、なにとぞご理解を賜りますようにお願い申し上げます。


石井漠・土方巽記念 国際ダンスフェスティバル
『踊る。秋田』実行委員会
委員長 高堂裕
フェスティバル・デイレクター  山川三太